12/03 〔広報〕 12/12(木)18時~ 友の会トークサロン「ふみよむゆふべ」

シャルトル大聖堂のステンドグラスを読み解く

語り: 木俣 元一氏(名古屋大学名誉教授)

日時: 2024年12月12日(木)午後6時~730

場所: 中央図書館2階ディスカバリスクエア

参加無料、事前申込み不要、会員以外の方も大歓迎です

 

 13世紀初頭の作品であるシャルトル大聖堂の身廊・側廊・内陣のステンドグラスには、多数の働く人々(職人・商人・農民)の姿が描かれている。またそこには聖職者や王侯貴族の姿も見いだすことができる。これらの多様な階層の人々のイメージは、19世紀以降様々なかたちで読み解かれてきた。

 今回は、2010年代に実施された修復の結果かつての輝きを取り戻したステンドグラスを対象として2019年に行った現地調査で撮影した画像をご覧いただいて、ジョン・ラスキン、マルセル・プルースト、さらには20世紀を代表する受容美学の美術史家ヴォルフガング・ケンプの見解などを紹介しつつ、私見にも触れながら、中世美術を解釈するにあたっての限界と可能性について考えていきたい。

附属図書館友の会トークサロン 「ふみよむゆふべ」は、しばし別世界をお楽しみいただく「ふみ」にまつわる「ゆふべのひととき」、第50回を迎えます。皆さまお誘いあわせの上、奮ってのご参加をおまちしております。

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