02/01 〔中央図書館〕 東高木家治水文書の寄贈を受けました

このたび、旗本東高木家に伝来した治水関係文書約8000点を、故森川勝之助氏より、名古屋大学附属図書館にご寄贈いただきました。

 旗本高木家は西家・東家・北家と通称される三家からなり、名古屋大学附属図書館は西高木家に伝来した文書群を所蔵し、一部が国の重要文化財に指定されています。これに対して今回寄贈された文書群は、東高木家に伝来し、戦前に森川家が譲り受けたものです。研究資料として広く社会に役立てることを願う森川氏のご遺志により、受贈の運びとなりました。

 附属図書館では、2/1に佐久間淳一附属図書館長より感謝状をお贈りし、当資料を大切に保管し後世に伝えるとともに、目録整理と資料のデジタル化を進め、広く学術研究に活かしてまいります。

 

補足
 東高木家治水文書の一部は2004年秋季特別展「川とともに生きてきたⅢ-東高木家文書にみる木曽三川流域の歴史・技術・環境-」で紹介するとともに(図録公開中)、河川絵図248件を高木家文書デジタルライブラリーで公開しております。

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